海老名の風景

海老名市の風景や街の変化を載せられればいいなと思います。

不動産競売物件にあった海老名市内のゴミ屋敷

海老名市内の不動産競売物件を見ていたところ、興味深い物件があった。

 

システム上、リンクが貼れず、各種資料の転載が禁止されているので、ホーム | BIT 不動産競売物件情報サイトから

事件番号 神奈川県 横浜地方裁判所本庁 平成29年 (ヌ) 第166号

で検索して欲しい。

 

場所は河原口三丁目65番地60(地番)で、河原口の総持院の近くにある土地と建物の1/3の持分売りである。

ヌ案件(強制競売)であることから、いろいろな事情があるのだろうが、3点セットの現況調査報告書の物件写真を見てみると、家の外から中までゴミだらけでゴミ屋敷となっており、現住者も「家の出入りは、荷物を片付けながらするので、出入りにはそれぞれ数時間を要しています。」といった記述がある。

執行官の意見の「玄関内の荷物を相当程度除去しなければ立ち入ることが出来ない状態で、玄関ドアも人が一人やっと通れる程度しか開けることが出来なかったため、止む無く玄関から奥への立ち入りを断念した。」といった記述などから、執行官の苦労が伺える。

また、鑑定書でも、「建物内外に大量の動産類が置かれており、建物自体の損傷の状況、建物内の各設備の作動状況等の確認が困難な状態にある。」や「大量の動産類の残置(処分の困難性)」といった表現があり、評価を下げる原因となっている。

 

売却基準価格は1,790,000円で、買受可能価格は1,432,000円。

入札期間は7月10日から7月17日までなので、興味のある方は入札してみてはどうだろうか。