上今泉の中の下今泉
昭和51年1月に上今泉地区で住居表示が行われるまで、上今泉地区には、下今泉の飛び地が存在していた。
昭和3年刊行の土地宝典にも下今泉飛地の記載が。
昭和40年代の住宅地図にも上今泉の中に下今泉が存在している。
下今泉には才ノ神戸という小字があったが、上今泉がちゃっかりその小字を使って公園名にしていたりもする。
50年以上前に住居表示がされて無くなってしまった上今泉の中の下今泉だが、どこかにそれらの痕跡が残っていないか探してみた。
県道杉久保座間線沿いにある古い家
住居表示のプレートもついている。
閉店時期は不明だが、昭和40年代はそば屋として営業していたようだ。
この家の玄関先に古く錆びた郵便受けがあったが…
残念ながら下今泉ではなく住居表示後の上今泉の住所が。
そもそも上今泉の住居表示前の痕跡ですら見つけていないのにさらに狭い下今泉を探すのが無茶だったか。
上今泉の中で下今泉の痕跡を見つけた方はコメントお願いします。
ちなみに、海老名市のホームページでは、住居表示の新旧対照表を見ることができるが、下今泉から上今泉に変更された箇所は忘れられているのかなぜか掲載されていない(国分から上今泉に変更された箇所は掲載されているのに…)。