有鹿神社横にある保安林
現在の海老名市には、水源のかん養、土砂の崩壊防止等のために指定される保安林は存在していない。
しかし、土地の登記簿上の地目で保安林として残っている土地が有鹿神社の隣にある。
有鹿神社から横須賀水道みちを挟んで北側にある竹が茂っている場所がそれで、現状は特に土地利用がされておらず、だからか土地の地目が保安林のままとなっている。
昭和3年刊行の海老名村の土地宝典にも有鹿神社は載っている(地図左上部)が、大正7年に通水した軍港水道(横須賀水道みち)により、2790が2790-1(神社)と2790-3(保安林)に分断されている。
神社側は、戦後に地目の変更がされたが、保安林側は特に利用もしていなかったためそのままとなっているのかもしれない。
ちなみに、有鹿神社関係の土地と思われる2790、2791、2792は小字が振られておらず、当時そういうルールだったのか単に抜けているだけなのかは気になるところ。